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» 2014年04月28日 13時08分 UPDATE

外耳道の長さに合わせて選べるカナル型イヤフォン――音茶楽「Flat4」に“弐型”が登場

音茶楽(おちゃらく)はカナル型イヤフォンの新製品「Flat4-玄弐型(KURO Type II)」および「Flat4-緋弐型(AKA Type II)」をヘッドフォン祭に出品する。個人差のある“外耳道”の長さに着目した。

[ITmedia]

 音茶楽(おちゃらく)は4月28日、カナル型イヤフォンの新製品として「Flat4-玄弐型(KURO Type II)」、および「Flat4-緋弐型(AKA Type II)」を発表した。5月10日に開幕する「春のヘッドフォン祭 2014」の同社ブースで視聴展示および少量の先行販売を行う。価格は各4万5360円。なお、一般販売は6月上旬を予定している。

ts_flat01.jpgts_flat02.jpg 「Flat4-玄弐型」(左)と「Flat4-緋弐型」(右)

 同社が特許を持つ「ツイン・イコライズド・エレメント方式」を採用した水平対向型イヤフォンの新製品。2つのダイナミック型ユニットを向かい合わせに配置することで振動系の反作用による機械振動をキャンセルすると同時に、ハウジングの外側に設けた位相補正チューブで外耳道で起こる閉管共振を抑制。マスキング効果を排除し、中高域の音質を改善するという。

ts_ochasonic14.jpgts_ochasonic25.jpg 外耳道は片側を鼓膜でふさがれた管の状態のため、“気柱共鳴”による閉管共振が発生する。外耳道は一般に25ミリから30ミリほどの長さで、3kHzおよび10kHz前後の周波数が共振によって音圧が上がる傾向にある。カナル型イヤフォンは“さしすせそ”が強調されたキツイ高音があるといわれる理由だ(出典:音茶楽)

 ただし、外耳道の長さは25〜30ミリ程度と個人差があり、同社がヘッドフォン祭などで数百人規模の視聴アンケート調査を実施したところ、従来の想定よりも外耳道が長めの人が多いことが分かったという。同社のイヤフォンでは外耳道の長さと位相補正チューブの長さを合わせたほうがより良い音質が得られるため、新たに位相補正チューブを長めにしたモデルを開発した。

ts_flat03.jpgts_flat04.jpg 「Flat4-玄弐型」(左)と「Flat4-緋弐型」(右)。外側の位相補正チューブが緋弐型(AKA Type II)のほうが2ミリ程度長くなっている

 「Flat4-緋弐型」の位相補正チューブは30ミリ(有効長)と、従来の「Flat4-粋」や「Flat4-玄」よりも2ミリほど長くした。一方の「Flat4-玄弐型」は従来と同じ28ミリだ。「利用者の外耳道の長さとチューブの長さが近いほど良い音になる。試聴によって心地よく聞こえるタイプを選んでもらえる」(同社)。

 キャビネットは制振処理を施したアルミ製。また位相補正チューブにもより制振性を高めた新しい塗装(弐型と呼ぶ)を施した。このほか、付属品として新たにL型接続コードを添付している。

 2機種のスペックは共通。再生周波数特性は3.5〜3万5000Hzで、感度は104dB、インピーダンスは18オームとなっている。付属のイヤーチップは低反発性のコンプライフォームで、Mサイズ(装着済みで出荷)、Lサイズが同梱(どうこん)される。このほか、専用の収納缶なども付属する。

ts_flat05.jpgts_flat06.jpg L型接続コードを添付(左)。「Flat4-緋弐型」の収納缶(右)

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