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アイ・オー、DTCP+対応レコーディングHDDを発表はーい!「どこでもビデオ」

» 2014年07月23日 15時34分 公開
[フォレスト・ヒーロー,ITmedia]

 アイ・オー・データ機器は2014年7月23日、著作権保護方式の1種である「DTCP+」に対応するハイビジョンレコーディングハードディスク「RECBOX(レックボックス)HVL-ATAシリーズ」3機種を発表した。出荷は8月上旬の予定。価格は記録容量が2TバイトのHVL-AT2.0Aが3万4900円、3TバイトのHVL-AT3.0Aが4万3400円、4TバイトのHVL-AT4.0Aが5万8300円(いずれも税別)。

DTCP+対応ハイビジョンレコーディングハードディスク「RECBOX(レックボックス)HVL-ATAシリーズ」前面(写真=左)、背面(写真=右)

 「RECBOX HVL-ATAシリーズ」はDTCP+技術と、DLPA(Digital Life Promotion Association:一般社団法人デジタルライフ推進協会)のリモートアクセスガイドラインに対応するハイビジョンレコーディングハードディスク。番組をハードディスクに録画すると、家の中だけでなく、インターネット経由で外出先からパソコンやスマホで視聴できる。対応機器は同社のWEBページで確認できる。

DTCP+対応ハイビジョンレコーディングハードディスク「RECBOX(レックボックス)HVL-ATAシリーズ」の利用イメージ

 動画の圧縮性能も特徴の1つだ。「H.264」規格に準拠したトランスコードに対応するハードウェアを搭載しており、解像度を維持したまま3倍〜15倍の圧縮ができる。記録容量が4TバイトのHVL-AT4.0Aなら、ハイビジョン番組を15倍に圧縮すると、およそ5190時間の動画を保存できる。

 他の機器で編集したチャプター情報もまとめてデータのダビングができるところも便利な点だ。チャプター情報は、DiXiM Digital TV for iOS(別売)での宅内再生で活用できる。

 無線LAN、インターネット通信など、通信速度が安定しない場面でも、通信速度に合わせて映像のサイズを変換し、最適な環境で再生する「Smartplaying Engine」機能を搭載していることも特徴だ。通信速度を意識せずに映像を楽しめるという。この機能は、再生時に映像サイズを動的に変更するため、HDDに記録した画像の画質は変わらない。

 本体サイズは、約215(幅)×183(奥行き)×40(H)ミリ(突起部除く) 、重量は約1.2キロ。

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