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エソテリックのフラグシップモデル「グランディオーソ」にプリアンプの「C1」が登場セパレート

» 2014年08月08日 20時05分 公開
[ITmedia]

 エソテリックは8月8日、フラグシップシリーズ「Grandioso」(グランディオーソ)の新製品として、セパレート型プリアンプ「C1」を発表した。電源部を別ユニットとした2シャーシ構成の高級プリアンプ。価格は250万円で、9月1日に発売する。

「Grandioso C1」。ボリュームノブと入力セレクターは、無垢のアルミブロックから削り出しで製造されている

 メインユニットは、左右チャンネルの独立・同一化を徹底。入力系統(XLR×3系統、RCA×2系統)ごとに専用の入力バッファーアンプで信号を受け、ここから全段バランス構成としてコモンモードノイズの除去と信号の低インピーダンス化を図った。

モノーラル構成となる回路ブロック

 電源ユニットも2つのAC入力と2つのDC出力を持つ左右独立コンストラクション。中には5つの大型電源トランスと大容量ブロックコンデンサーのほか、SiC(シリコンカーバイド)ショートサーキットダイオードなど、こだわりの部品を選定した。

背面端子。電源ユニットには2つのAC入力と2つのDC出力がある

電源ユニットの内部

 サイズは、メインユニットが445(幅)×132(高さ)×457(奥行き)ミリ、重量は21キロ。電源ユニットは445(幅)×132(高さ)×451(奥行き)ミリ、29キログラム。電源コード2本、DC電源コード2本、リモコンなどが付属する。

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