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パイオニア、DSD 11.2MHz再生に対応するUSB-DAC機能付きインテグレーテッドアンプ「A-70DA」など

» 2015年09月03日 19時08分 公開
[ITmedia]

 オンキヨー&パイオニアは9月3日、パイオニアブランドのインテグレーテッドアンプ「A-70A」「A-70DA」および「A-50DA」を発表した。型番に“D”が付くモデルはUSB-DAC機能を内蔵。DSD 11.2MHz/PCM384kHzまでの再生に対応する。いずれも9月上旬に発売する予定だ。

上段が「A-70A」、下段左下が「A-70DA」、下段右下が「A-50DA」

 3モデルとも最新のクラスDアンプを搭載。これまで培ってきた技術と部品の最適化によって高い伝送効率を実現し、「より表現力豊かに微細な音まで再生することができる」(同社)という。また、大容量電源トランスを採用した電源部との組み合わせにより、電気信号の高速応答性(即応性)に優れたクラスDアンプならではの俊敏な音の立ち上がりと制動が可能となり、楽曲本来の持つ“躍動感のある低域”再生を実現するとしている。

シャーシは3分割構造。「A-70A」「A-70DA」はバランス接続に対応する

 「A-70A」「A-70DA」は、プリアンプ部にアナログバランス入力端子を装備(XLR 3)。また「A-70DA」と「A-50DA」は、ESSテクノロジーのDACチップ「ES9016S」を搭載し、USB-DAC機能で11.2MHzまでのDSDおよび最大384kHz/32bitのPCM音源再生に対応する。このほか、アナログレコード再生時に使用するフォノイコライザーアンプも搭載。「A-70A/70DA」はMM/MC用カートリッジ両対応だが、「A-50DA」はMMのみとなっている。

型番 A-70A A-70DA A-50DA
定格出力 90ワット+90ワット
アナログ入力 7系統(バランスあり) 6系統(バランスなし)
デジタル入力 なし 3系統(光、同軸、USB Type B)
アナログ出力 ライン2、PHONES
サイズ 435(幅)×141.5(高さ)×370(奥行き)ミリ 435(幅)×138.5(高さ)×368(奥行き)ミリ
重量 18.2キログラム 18.3キログラム 11.1キログラム
価格 18万8000円 21万円 11万3000円
発売時期 9月下旬

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