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関東「画びょう」、関西「押しピン」呼び名が違う理由とは?

» 2016年03月09日 06時00分 公開
[ITmedia]

 「地方によってなぜ呼び名が違うの?」「関東と関西、違う呼び名でも中身は一緒?」そんな日本の言葉を1日1つずつ紹介していく「意外と知らない日本の雑学」

 カレンダーやポスターを壁に貼る際に使用する小さな針。実は関東と関西で呼び方が違います。関東では「画鋲(がびょう)」、関西では「押しピン」と呼びます。「画鋲(がびょう)」と「押しピン」、それぞれ違いはあるのでしょうか?

 まず関東で画鋲といえば、平べったい円盤形をしたピンのことを指します。それに対して押しピンは、小さいねじ回し型のピンを指します。ただ、関西では平べったい円盤形の物も「押しピン」と表現する人が多いため、関東の人と話すとややこしくなってしまうのだそう。もともとは形によって区別していたので、呼び名が違ったのですね。

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