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本人降臨! 「ゲゼ」立体化でメカデザイナー小林誠氏が当時を振り返る「立体化はウエルカム」

» 2016年04月27日 13時35分 公開
[ITmedia]

 食玩「2分で作る!ガンダム名鑑ガム」の新ラインアップとして、アニメ「機動戦士ガンダムZZ」のモビルワーカー「ゲゼ」が追加された。

ゲゼ 食玩として立体化する「ゲゼ」©創通・サンライズ©創通・サンライズ・MBS©創通・サンライズ・テレビ東京

 「ガンダム」「ジム」「ザクII」「アッガイ」など、他のラインアップと比べてややマイナーな機体だったため、開発担当者も「ゲゼを立体化することは、私の悲願でした」とコメントしている。

ゲゼ ゲゼとは
コメント 開発担当者のコメント

 そんなゲゼのメカデザインは、第1稿を永野護氏、第2稿を小林誠氏、第3稿をクリエイティブスタジオ伸童舎のスタッフが担当している。

 今回のゲゼ食玩化を受け、小林誠氏がTwitterで当時を振り返った。






 永野氏による第1稿では、ゾックやゴックを思わせる重量感あふれるフォルムが特徴だったが、小林氏による第2稿では、シルエットこそ変わらないものの、アームの付け位置(肩)や大腿(だいたい)部のカバーなどを変更した。

 小林氏は、「(永野氏の第1稿について、)そんなに悪くなかったデザインが一夜にしてリジェクトされたのに驚いた」「独特のSD頭身の良さをなぜか1人も理解できなかったのは悲しい思い出です」と振り返っている。

 その他、「本件のデザイン変更も、ラフ画稿からのクリンナップと頭身の変更のみで、できるだけオリジナルの意匠を壊さない感じで仕上げています」「本件は非戦闘メカニックなので、ああいうとがったのも良かったと思ったのだけどね」「こういう形で立体化、てのはウエルカムだけどね」と、永野氏の原案への思いをつづった。

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