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» 2016年04月30日 16時39分 UPDATE

春のヘッドフォン祭2016:「ヘッドフォン祭」で見つけた、ちょっと驚くイヤフォン3つ (1/2)

あの有名ギターブランドからイヤフォンが登場! ユーザーを大事にし過ぎるイヤフォンメーカー、そして振動板に穴を開けてしまった同軸ハイブリッド型の3本です。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 世界中のヘッドフォン&イヤフォンブランドが集まる「ヘッドフォン祭」では、時に驚くような新製品やメーカーを見つけることがある。今回は4月30日まで東京・中野サンプラザで開催している専門イベント「春のヘッドフォン祭2016」で見つけた、思わず人に伝えたくなる3つのイヤフォンを紹介したい。ただし、イヤフォン好きの人以外には伝わらない可能性もあるので注意してほしい。

 まずは初級編。

あの「フェンダー」からイヤフォンが登場

 世界中のバンドマンが愛する米国のギターブランド“Fender”(フェンダー)からカナル型のイヤフォンが登場した。国内での販売は、ShureやMonsterも扱う完実電気だ。同社は4月27日付けでFenderの輸入代理店業務を開始しており、「春のヘッドフォン祭2016」がお披露目の場になった。

米国のギターブランド“Fender”(フェンダー)からイヤフォンが登場

 製品カテゴリーは、アーティストがモニタリング(音をチェックする)などに使用する「インイヤーモニター」だが、ダイナミック型ドライバー1基で1万2000円の製品(DXA1)からラインアップしており、一般の音楽ファンを含む幅広いユーザー層をターゲットにしていることが分かる。

ブルーの「FXA2」は9.25mm径のダイナミック型ドライバーと「Bass Tuned Port」を搭載した低域重視のモデルだ。販売価格は2万4800円前後

 もちろん、フェンダーが最初から開発したわけではなく、米国でカスタムIEM(耳型を採って作るオーダーメイドのインイヤーモニター)を手がけていたAurisonicsという会社を買収し、その技術を生かしながらフェンダーの楽器に合う音にチューニングし直したというものだ。また、ハウジングの色や塗装方法がフェンダーのギターと同じというから、ギター好きにはたまらないイヤフォンではないだろうか。

最上位のプレミアムモデル「FXA7」はダイナミック型とBA型2基のハイブリッド3ドライバー構成。完実電気によると「揺るぎない音像、抜群の定位感が楽しめる。まるでトップクラスのコンサートホールで聴いているようなサウンド」という
型番 DXA1 FXA2 FXA5 FXA6 FXA7
ドライバー 8.5mmダイナミック型 9.25mmダイナミック型 BA型×2基 ダイナミック型+BA型 ダイナミック型+BA型2基
再生周波数帯域 14〜2万2000Hz 6〜2万3000Hz 19〜2万1000Hz 6〜2万2000Hz 6〜2万4000Hz
インピーダンス 16Ω 16Ω 32Ω 16Ω 16Ω
感度 116dB 112dB 120dB 109dB 110dB
カラー クリア ブルー ホワイト レッド ゴールド
実売価格 1万2000円 2万4800円 3万7800円 4万9800円 6万2800円

 ハウジングは金型を使って作られたものと3Dプリンターで製造するものがあり、ドライバーもダイナミック型、バランスド・アーマチュ型(BA型)、そしてマルチユニットのハイブリッド型まで多彩だ。例えば上位モデルの「FXA6」は、ダイナミック型1基とBA型のハイブリッド構成で、“フェンダーカラー”と呼ばれる鮮やかな赤いハウジングを採用した。また最上位モデルの「FXA7」は、ダイナミック型1基とBA型2基を搭載したプレミアムモデルとなっている。

 全モデルがMMCXコネクターによる着脱式ケーブルを採用しているため、好みのケーブルに付け替えることもできる点もうれしい。国内での販売は5〜6月に開始する見込みだ。

 次は中級編。

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