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ソニーの「LED電球スピーカー」でトイレをディスコにしようとしたらホラーになった(1/2 ページ)

» 2016年06月28日 21時14分 公開
[芹澤隆徳ITmedia]
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 ソニーの「LED電球スピーカー」が新しくなりました。明るさの向上や音質の改善、ステレオ対応(2個必要)など進化のポイントは多いのですが、やはり注目は“調色”に対応したことでしょう。RGB(レッド、グリーン、ブルー)のLEDを搭載し、192もの色を出すことができます。

LED電球一体型のBluetoothスピーカー「LED電球スピーカー」の新製品「LSPX-103E26」。価格はオープンで、実売2万4000円前後(1個)

 しかも、LED電球スピーカーは“Bluetoothスピーカー”でもあります。その“2 in 1”的な構造を生かし、音楽を再生すると、そのテンポや音量に合わせて照明の色を変えるという遊び心満点な機能まで搭載しています。

電源はE26口金からとるのでコンセントは必要ありません

照明器具の形状に注意

 というわけで評価機を借りたものの、いきなり壁にぶつかってしまいました。当初はリビングルームにあるシーリングライト(3灯スポットライト)の両端に2個のLED電球スピーカーを取り付けてステレオ再生を目論んでいたのですが、電球の下部がフレームにぶつかって装着できません。

取り付けようとした照明器具

自宅にあった古いLED電球と比較したところ

 このシーリングライト、もともと白熱灯のレフランプが装着されていたもので、口金の付近が細くなっていたようです。とはいえ、これまでにも検証のために国内メーカーのLED電球を一通り取り付けてきた照明器具です。今まで問題はなかったので少し意外でした。細かい部分ではありますが、幅広い照明器具に対応することを必須と考える白物家電メーカーと、音質最優先のソニーという違いが出た部分なのかもしれません。

 というわけで計画変更。同じくE26口金を備えていたトイレの天井に取り付けます。まず白色で明るさをチェック。さすが500lm(ルーメン)に光量がアップしただけあって明るさは十分。しかも前面(口金に取り付けた状態では下面)の8割をスピーカーが占めているにも関わらず、まったく影がでません。新型グローブの光学設計については発表記事でも触れていますが、素直にスゴイと思います。

十分な明るさです
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