7月7日から9月11日まで、六本木ヒルズ展望台で「ジブリの大博覧会」が開催される。同博覧会は、「風の谷のナウシカ」から最新作「レッドタートル ある島の物語」まで、さまざまな資料を見ながらスタジオジブリの30年間の歩みを体感できるというものだ。
前日となる6日にメディア向け内覧会が行われたので、一足早くその見どころをお届けしたい。
展示スペースは、大きく分けて「レッドタートル ある島の物語展」「ジブリの大博覧会展」「空飛ぶ機械達展」の3カ所に分かれる。
「レッドタートル ある島の物語」は、オランダ出身のアニメーター・イラストレーターのマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット氏が監督を務め、9月17日に全国で公開される映画作品だ。
ジブリの大博覧会展では、「風の谷のナウシカ」「となりのトトロ」「魔女の宅急便」「天空の城ラピュタ」「猫の恩返し」といった既存作品がどのように生み出され、世に出ていったのかをさまざまな資料と共に読み解いていく。
当時の企画書、原画はもちろん、宣伝資料や台本、手書きの歌詞など、未公開資料を含めた膨大な資料が並ぶ。鈴木敏夫プロデューサーのデスクを再現したスペースや、巨大トトロ、実際に人が乗車できるネコバス、身長100センチほどのポニョなどにも会える。
空飛ぶ機械達展は、スタジオジブリ作品のイメージの1つである「空への憧れ」を表現した初公開の特別企画。空中に、「天空の城ラピュタ」に出てくる立体飛行機が多数並ぶ。特にプロペラが回り上下に動く巨大飛行船は同博覧会内で最もインパクトのある展示物だろう。
エスカレーターで50階へ下りると、大博覧会限定グッズを始めとする多くのジブリグッズが並ぶ「オフィシャルショップ」がある。トトロのぬいぐるみから、「パズーの帽子」といったファン垂ぜんのグッズがずらりと並ぶ。
また、会期中はカフェ&レストランのカフェエリア「THE SUN」でジブリ作品をイメージしたオリジナルメニューを提供する。
会期:2016年7月7日〜9月11日(会期中無休)
時間:10時〜22時(最終入場21時30分)
会場:六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー内スカイギャラリー
主催:東京シティビュー
企画制作協力:スタジオジブリ、三鷹の森ジブリ美術館
協賛:日清製粉グループ、大日本印刷、ア・ファクトリー
入場料:一般1800円、高校・大学生1200円、4歳〜中学生600円、シニア(65歳以上)1500円
問い合わせ:03-6406-6652(六本木ヒルズ展望台東京シティビュー)
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