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5つの温度でしっかり洗うドラム式洗濯機、東芝からしかも低騒音

» 2016年09月05日 21時04分 公開
[ITmedia]

 東芝は、ドラム式洗濯乾燥機の新製品「TW-117X5L/R」を10月に発売する。温水洗浄機能の「温水ザブーン洗浄」を拡充したほか、脱水時の振動を抑える設計で騒音を低減している。容量は洗濯/脱水が11kg、乾燥7kg。価格はオープンプライスで、店頭では30万円前後になる見込みだ。

「TW-117X5L」。扉が右開きとなる「TW-117X5R」もラインアップしている。カラーはブレインブラウン(左)とグランホワイト

 温水洗浄に対するニーズの高さに対応するため、従来機では3段階だった「温水ザブーン洗浄」を5段階に拡充した。白物の除菌に便利な「約60°C除菌」をはじめ、食べ物の油汚れなどに適した「約50°C洗浄」、皮脂汚れによる黄ばみを落とす「約40°Cつけおき/洗浄」、おしゃれ着を優しく洗う「約30°Cおしゃれ着洗浄」、そして冬場など水温が低いときに適した「約15°C洗浄」だ。

「約50°C洗浄」の工程。給水後、洗剤の酵素が最も活性化される40°Cで洗浄して皮脂汚れなどを落とした後、再度加熱して50°Cに。通常の洗濯では落ちにくい動物性油の汚れも落とす

 このうち新しいのが、「約50°C洗浄」と「約30°Cおしゃれ着洗浄」。「約50°C洗浄」は、動物性油の融解点である50°Cにまで水温を上げることで油汚れをすっきりと落とすというもの。一方の「約30°Cおしゃれ着洗浄」は、セーターに付着した皮脂汚れもしっかり落とし、傷みを抑えて衣類に優しい仕上がりになるという。

 また、脱水時の振動を抑える「振動吸収クッション」や洗いと脱水で磁力の強さを変える「アクティブS-DDモーター」による低振動・低騒音設計も特徴だ。駆動音は洗濯時で32dB、脱水でも38dBに抑えた。「深夜、早朝の時間帯でも気にせず洗濯できる」(同社)

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