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アニソンを最高に楽しめる、士郎正宗デザインのイヤフォンが登場(2/3 ページ)

» 2016年10月18日 16時13分 公開
[芹澤隆徳ITmedia]

こだわりのハイレゾ対応モデル「EHP-SH1000SV」

 一方の「EHP-SH1000SV」は、円と弧の組み合わせがメカニカルな印象を与えるデザイン。ダイヤカットを施したアルミハウジングで高級感を醸し出す。ケーブルは同じく横出しになっているが、MMCXコネクターによる着脱式とし、さらにコネクター部の“すき間”をもデザインとして取り込んだ。

「EHP-SH1000SV」

 ダイナミック型の2Way2ドライバー構成で、高域用の11.6mm径ドライバーと中低域用の12.5mm径ドライバーを同軸上に対向配置し、同相で駆動する。耳に近い位置に配置された高域用ドライバーは中央に穴を開けられており、後ろからくる中低域の音を通過させる仕組みだ。もちろんマグネットやCCAWボイスコイルもドーナツ型。これは、「夏に発表したBLACK BLACK BLACKシリーズと同じ“外磁型”ドライバーだから可能になった」という。

内部構造

 再生周波数帯域は5〜4万5000Hzで、日本オーディオ協会の「Hi-Res AUDIO」ロゴマーク入り。感度は115dB、インピーダンスは13Ωとなっている。

MMCXコネクターによる着脱式ケーブル

 音質面のこだわりはケーブルにも反映されている。線材には信号伝送ロスの少ないOFCリッツ線を採用し、左右のグランドを分離した4芯構造とした。プラグは通常の3.5mmステレオミニのためバランス駆動には対応していないが、4線構造により左右のセパレーションを高める効果が期待できるという。なお、ケーブル表面には絡みにくいエラストマー素材を採用し、マイクなし3極ミニプラグタイプとハンズフリー通話に対応するマイク/スイッチ付きの4極ミニプラグタイプの2種類を同梱(どうこん)している。

 イヤーチップは、奥行きを2段階で調節できる「デプスフィットイヤーキャップ」。内側と外側の固さを変えることでフィット感を向上させる。このほか、専用のキャリングケースも付属している。

専用キャリングケースとイヤーキャップ
パッケージには、士郎正宗氏のサインが入っている(印刷)

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