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“ゆめかわ”な新キャラが登場! アニメ「アイドルタイムプリパラ」4月スタート

» 2017年01月18日 14時01分 公開
[村上万純ITmedia]

 女児向けアニメ「プリパラ」が、4月より新シリーズ「アイドルタイムプリパラ」(テレビ東京ほか)として生まれ変わる。2014年7月の放送開始以来、初となるタイトル変更だ。1月18日のプレス向け発表会では、新キャラクター夢川ゆいの声を担当する伊達朱里紗さんらが登壇し、新キャラクターやグッズの魅力を語った。

「アイドルタイムプリパラ」(c)T−ARTS / syn Sophia / テレビ東京 / PP3製作委員会

キーワードは「ゆめかわ」と「時間」

 舞台は、3rdシーズンの「パラ宿」から「パパラ宿」に(担当者いわく「パラ宿のもう少し先」)。パパラ宿に新しくアイドルテーマーパーク「プリパラ」がオープンするのを機に、主人公の真中らぁらがやってくるも、システムエラーで変身できなくなってしまう――というストーリーだ。ちなみに、らぁらは前シリーズと同じく小学6年生のまま(理由を担当者に尋ねたが、特に明確な回答はなかった)。

主人公の真中らぁら(CV:茜屋日海夏)。パパラ宿ではプリパラチェンジできなくなってしまう(左)。新主人公の夢川ゆい(CV:伊達朱里紗)。アボカド学園小学6年生の夢見ることが大好きな、明るく活発な女の子。あらゆることに「ユメ」をつけるのが口癖。ご飯が大好き。発表会では、「やる気、元気! 寝起き!」というセリフが登場(右)
夢川ゆいの声を担当する伊達朱里紗さんがゆめかわなファッションで登場

 新シリーズのキーワードは「ゆめかわ」と「時間」。ゆめかわは、「ゆめかわいい」のことで、新主人公 夢川ゆいの、メルヘンチックで淡いパステルカラーを採用するファッションがゆめかわを体現しているという。夢川ゆいの声を担当する伊達朱里紗さんは、「長く続くシリーズなので、ただバトンを受け取るのではなく、らぁらと二人三脚で頑張っていきたい」と、ゆめかわな衣装に身を包みながら意気込みを語った。その他、運動神経抜群で活発な「虹色にの」(CV:大地葉)、霊感が強く地味で目立たない「幸田みちる」(CV:山田唯菜)といった新キャラクターもお披露目された。

虹色にの(CV:大地葉)。アボカド学園小学6年生の運動神経抜群の女の子。明るく、さっぱり、まっすぐな性格。「ちゃっす!」(こんにちは)、「しゃらっす!」(よろしくお願いします)、「あたした!」(ありがとうございました)と、あいさつは欠かさない(左)。幸田みちる(CV:山田唯菜)。アボカド学園中学部2年生。地味で存在感が薄く、目立たない女の子。霊感が強いらしい。口癖は「無理です、無理無理無理無理……」(右)

 新キャラクターたちは、3月に公開される「劇場版プリパラ み〜んなでかがやけ! キラリン☆スターライブ!」にも登場するという。映画の舞台は「ぷちゅう」(宇宙ではない)。ぷちゅうじん(宇宙人ではない)たちにプリパラの魅力をどう伝えていくのかが見どころだ。

「劇場版プリパラ み〜んなでかがやけ! キラリン☆スターライブ!」

新アイテム、プリパラ展も

 アニメに合わせて玩具も一新。羽付きデザインが特徴の「アイドルタイムマイク」(4800円、税別)と、プリチケがたくさん入る「プリチケみせかわバッグ」(4000円、税別)をそれぞれ4月1日に発売する。

「アイドルタイムマイク」

 アイドルタイムマイクは、本体にジュエルをセットすると、そのアイドルのボイスとサウンド、光の演出を楽しめる。ひびきやあろまなど、これまでなかったキャラのボイスも新たに追加された。

 前モデルの「サイリウムジュエルマイク」と同じく、アーケード筐体と連動して新コーデをゲットできる。アニメに合わせて、アーケードゲームも4月から新弾が稼働する。

 プリチケみせかわバッグは、「痛バッグをイメージ」(担当者)している。「側面が透明なので、プリチケ、缶バッジ、シールなどで自分らしさを演出できます」と説明する。 また、2月15日〜4月16日まで、杉並アニメーションミュージアムで「プリパラ展 み〜んなあつまれ♪スギパラ!!」を開催。アニメプリパラの衣装や資料の展示、アニメ上映を行う他、劇場版の情報紹介、フォトスポットやスタンプラリー、ワークショップなどの参加型展示も用意する。入場料は無料。

「プリチケみせかわバッグ」
プリチケがたくさん入る

「2020年まで続くコンテンツに」

 プリパラは、「プリティーリズム」シリーズから続く女児に人気のコンテンツ。タカラトミーアーツの専務取締役 森岡俊広氏は、「2020年にはアーケードゲームが10周年、翌年にはアニメシリーズが10周年を迎える。10周年を見据えて2020年まで続くコンテンツにしていきたい」と意気込みを語った。

2020年を見据えたコンテンツ作り

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