女児向けのアイドル育成ゲーム&アニメ「プリパラ」が、累計300万ユーザーを突破した。東京ビッグサイトで開催中の「東京おもちゃショー2016」(一般公開は6月11〜12日)のタカラトミーアーツブースでは、プリパラを大々的に展示。ビジネスデーでは、「プリチケ」と呼ばれるゲーム用カードを持参して筐体をプレイする来訪客の姿も見られた。
これから発売する新商品の他、アニメ視聴者が気になっているであろう“あの疑問”についても中の人に聞いてみた。
アニメ内のキーキャラクターである「ジュルル」を育てる携帯ゲーム「ロゼットパクト」は7月14日発売で、価格は5980円(税別、以下同)。ジュルルを育てると最終的に100種以上の「ボーカルドール」に成長し、そのキャラクターをゲーム筐体と連動させて実際にプリパラライブを楽しむこともできる。
プリパラ担当者は「現段階でかなりの予約があります。サイリウムジュエルマイクも、ゴールデンウイークを機に売上がへこむこともなく、非常に好調です。やはりアニメ内でキーアイテムとなるだけに人気も高いようです」と説明する。
同日には「そらみスマイル」の「おしゃべりぬいぐるみ」も発売する。価格は1980円。お腹を押すと、「かしこまっ!」「ポップ・ステップ・ゲッチュー!」「ぷしゅ〜」など、キャラ特有のセリフをそれぞれ3種しゃべる。発売中の「サイリウムジュエルマイク」とも連動し、マイクがキャラクターのイメージカラーに発光する。
また、担当者が「今年の夏はガァルマゲドンです」と語るように、あろま、みかん、ガァルルのチーム「ガァルマゲドン」のコーナーを展開し、新商品をずらりと並べていた。7月以降、順次発売する。
現在放送中のアニメは6月14日に100話という節目の回を迎える。その記念すべき回を前にした第99話「青春ジャンピンスナッピン!」の内容と、とあるキャラクターが単独で100話目を飾る流れがTwitterなどで一部話題となった。
99話は、主人公らぁらの友達でありライバルでもあるアイドルチーム「ドレッシングパフェ」(シオン、ドロシー、レオナの3人)が合宿をして「神チャレンジライブ」に挑むというもの。練習の甲斐あって念願の神チャレンジライブに挑戦するも、何の説明もなくドロシーだけが突然姿を消し、シオンとレオナの2人だけでライブをするというシュールな光景が繰り広げられた。
Twitterでは「あれ…ドロシーww」「ドロシーおらんのだが」などのツイートであふれ、一時は「ドロシー」がトレンド入りするほどだった。恐らく、毒舌でお調子者のドロシーが、神チャレンジライブ出現の鍵を握る赤ん坊「ジュルル」に1人だけ下心を持って接していたためと考えられる。
100話目をドロシーで飾るのは当初からの予定だったのだろうか。プリパラ担当者に聞くと、「100話目は節目の回ですが、特別ドロシーを扱おうと最初から決めていたわけではありません。99話の演出も、ドロシーをただの嫌なやつにせず皆さんに愛されるキャラになってほしいと思った故のものです。それに、あの方が見ている方も面白いし楽しめたのではないでしょうか」とコメント。今、アニメでは主要キャラでジュルルの世話を持ち回りでしているため、順番的にドロシー回になりそうだという判断からのあの演出を選んだようだ。
また、「100回記念ならではのちょっとした小ネタもあるので、ぜひ6月14日の放送を楽しみにしてください」と続けた。
ちなみに第100話のサブタイトルは、ドロシーの口癖「テンションMAX〜!」にかけて、「テンション100MAXだよ!」になっている。果たしてドロシーの神チャレンジへの夢はかなうのか。
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