→・「プリパラ」はリカちゃんへのカウンター 大ヒット女児ゲームの突き抜け方
→・女児の「嫌い」を徹底調査 「アイカツ!」成功の裏側をキーマンが語る
ゲームセンターや量販店などの一角で、女児向けアーケードゲームに夢中になっている大人たちを見たことはないだろうか?
女子小学生に混じって成人男性がキッズ向けゲームで遊んでいるのはどこか不思議な光景だが、これらのゲームが今、男女問わず大人たちから人気を集めている。
中でも人気なのは、バンダイの「データカードダス アイカツ!」(以下、アイカツ)や、タカラトミーアーツの「プリパラ」といったアイドルを題材にする、TCG(トレーディングカードゲーム)方式のアーケードゲーム。いずれもアイドル育成&コーディネート要素がゲームの根幹にあり、カードを集める楽しさがある。
2012年10月から稼働しているアイカツは、累計登録者数が150万人を突破し、「多いときにはアクティブユーザーが50万人いた」(バンダイ)という。2014年7月にスタートしたプリパラも、累計登録者数240万人を達成している(いずれも3月時点)。
タカラトミーが2月9日に公開した「平成28年3月期 第3四半期決算短信」では、「プリパラユーザー200万人をメインターゲットである6〜9歳の女児に換算すると全員がユーザーとなる」と報告したことが話題になったが、ここでは触れられなかった大人たちからの支持も厚い。
なぜ、大人がそれほどキッズ向けゲームに夢中になるのか? ハマった理由やその魅力について、稼働当初から4年以上アイカツを遊び続けるベテランの“アイカツおじさん”に語ってもらった。
アイカツのゲームやアニメに夢中になる成人男性。女児向けアーケードゲームで遊ぶ大人(タイトル、性別問わず)全般を指す場合もあるという。
また、公式は大人ユーザーについてどう思っているのか。バンダイとタカラトミーアーツの担当者に話を聞いた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR