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» 2017年12月23日 06時00分 公開

「ポケモンGO」の「AR+」を試す 楽しいけど「面倒」「危険」と感じることも (1/3)

iOSの「ポケモンGO」で新機能「AR+」を利用できるようになった。従来のARモードとは何が違うのか? 早速試してみた。

[田中聡,ITmedia]
ポケモンGO

 iOS向け「Pokemon GO(以下、ポケモンGO)」の新機能として「AR+」が追加された。iOS 11を搭載したiPhone 6s以降のモデルで利用できる。

 AR+は、Appleが提供する、ARアプリを開発するためのフレームワーク「ARKit」を活用したもの。今までも、スマホのカメラで捉えた景色の中にポケモンが現れるARモードを利用できたが、AR+モードだと、ポケモンがよりリアルに表示されるようになる。屋外で早速AR+を試してきたので、ファーストインプレッションをお届けしたい。端末は「iPhone X」を使った。

ポケモンGOポケモンGO 「AR+」は設定からオフにできる。オフにすれば、従来のARモードも利用可能

従来のARモードとは何が違う?

 AR+モードでは、ポケモンを捕獲するまでのプロセスが変わり、まずポケモンが隠れている“草むら”を表示させる必要がある。マップでポケモンに触れて捕獲画面に切り替わると、葉っぱがひらひらと舞う。これは草むらでポケモンがガサゴソ動いている様子なのだろう。

ポケモンGOポケモンGO AR+モードでは、葉っぱが舞う画面からスタートする

 画面に「平坦で開けた場所に向けてゆっくりカメラを動かしてください」というアドバイスが出るので、カメラで水平な場所を映してゆっくりと端末を動かすと、草むらが出る。この草むらをタップすると、ポンッとポケモンが飛び出す。ここからようやく捕獲スタート。スマホを向ける場所によってはなかなか草むらが現れてくれず、ポケモンに出会えるまでに四苦八苦、なんてことも。

ポケモンGO 草むらを発見したらタップ(どれか1つを押せばOK)
ポケモンGOポケモンGO ここでようやくポケモンが現れる

 そしてAR+モード最大の特徴といえるのが、捕獲時にポケモンに近づけること。従来のARモードで画面上のポケモンに近づこうとしても距離は詰まらず、景色だけが変わるので、あくまで実際の景色の中にポケモンが表示されているだけ、という印象だった。

ポケモンGOポケモンGO 従来のARモードも引き続き利用できる。トレーナーが前に進んでも、ポケモンとの距離は変わらない

 一方、AR+モードにしてポケモンに近づこうとするとポケモンとの距離が縮み、前に進むほどポケモンが大きく表示される。つまりポケモンは最初に登場した場所から動かず、あたかも現実世界にいるかのように感じられる。

 AR+モードでポケモンと対峙(たいじ)すると、ポケモンから「!」と書かれた透明な吹き出しが表示される。この時点ではポケモンとある程度距離があり、トレーナーの存在には気付いていない。ここから距離を詰めようと動き出すと、吹き出しのゲージが黄色くなり、さらに近づくと赤くなる。赤いゲージがいっぱいになって「!」が点滅すると、ポケモンに気付かれてしまう。数秒の猶予はあるが、程なくしてポケモンは逃げてしまう。

ポケモンGOポケモンGO 「!」の吹き出しが黄色→赤く変わると逃げられてしまう
ポケモンGO

 吹き出しが赤い状態や「!」が点滅している状態でも、逃げられる前にボールを投げればいったんは捕獲できるが、高確率で逃げられてしまう。肌感覚では、この状態で捕獲するのは、伝説ポケモンを捕まえるのと同じぐらいの確率という印象だ。

逃げられても再チャレンジできる場合も

 ポケモンに気付かれて逃げられたとしても、再び草むらを探す画面に戻ることがある。その場合は、草むらをタップすれば、もう一度捕まえるチャンスを得られる。

ポケモンGOポケモンGO いったん捕獲に失敗しても、再び草むらを探す画面になることも

 レイドバトルで倒したボスポケモンを捕獲するときも、AR+は利用できる。今回は伝説ポケモンの「グラードン」を倒すことができたので、試してみた。グラードンも近づくと逃げてしまうが、再び草むらを探す画面になって再チャレンジできる。レイドで倒したボスポケモンは、プレミアボールが尽きない限り、ボスポケモンが逃げることはないので、AR+もその仕様にのっとったのだろう。

ポケモンGOポケモンGO 近づくと、画面からはみ出るほど大きく表示されるグラードン
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