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» 2017年12月26日 17時36分 公開

「コレ持ってる俺最強」と思っちゃう無双カメラ、ソニー「RX10M4」 (2/3)

[荻窪圭,ITmedia]

AF追従で秒24コマの連写が無双

 超望遠にも対応するだけにしっかりしたグリップのデジタル一眼と見間違えるようなボディのデザインが特徴だ。

構えた姿は普通にデジタル一眼といって過言じゃない感じ

 シャッタースピードはメカシャッターで1/2000秒、電子シャッターで1/32000秒。自動切り替えモードにしておくと自動的に切り替わる。

 連写は最高で秒約24コマ。しかもAF・AE追従。ちなみに前モデルのRX10M3はAF固定で約14コマ、AF追従で約5コマ。秒5コマが一気に秒24コマになったのだからすごい。

 秒24コマだと速すぎることもあるので秒約10コマと3.5コマも選べる。これ、とっさに切り替えられるように専用のダイヤルが欲しかったかな。

 高速連写時は自動的に電子シャッターに切り替わる。

 連写して一番いいタイミングのを選んでみた。

広角端で小田急線と旧小田急本社(昭和2年竣工のビルで近代建築好きにはたまらない)を重ねて撮ろうとタイミングを待って連写してみた。車両のメタリック感がすごくいい(24mm相当の8.8mm、1/1600秒 F2.4 ISO100)

 AFは交渉で世界最速0.03秒だそうで、確かに昼間の屋外ではメチャ速い。

 こっちに向かってくる被写体もきっちりフォーカスを合わせ続けてくれる。AF-CでAF先はカメラ任せで連写した中から1枚。かなり遠くから連写をはじめたのだが先頭車両にきっちり追従してくれた。作例的に迫力があるのでこれを選んだがもっと小さな被写体でもちゃんと追ってくれる。

遠くから連写した中の1枚。しっかり追ってくれるので動体の連写も得意(256mm相当の93.9mm、 1/320秒 F4 ISO100)

 AF-CモードでワイドAFにしておくとカメラが自動的に被写体を見つけて追いかける様子が目視できてなかなか楽しい。

画面中央の小さな緑のAF枠が被写体を捉え続けてくれる

 RX10M3もAF速度は十分速かったのだが、1つ難点があった。カメラ任せのAFが思ったところに合ってくれなかったとき、AF枠を指定し直すのに何ステップか必要だったのだ。

 RX10M4はそこを解決してくれた。

 タッチパネルである。

 カメラが決めたAF相手が違うと思ったらぱっと撮りたいものをタッチすればいいのだ。

 タッチパッドAFにも対応しているので、ファインダーを覗いた状態でも親指を伸ばせばさっとAFポイントを指定し直せる。

ファインダーを覗いた状態で親指をタッチパネルへ伸ばすとAF枠を動かすことができる。ただ手が小さい人だとちょっと遠いかも

 これは良い。

 ファインダーは有機EL(OLED)の約236万ドット。けっこう大きく見えて使いやすい。

 背面モニターは144万ドットでタッチパネル付き。上に約109度、下に約41度のチルト式だ。

モニターは上下にチルトするので様々なアングルに対応できる

 ありがたいのは、モニターをチルトしているときはアイセンサー(ファインダーを覗いているかどうかをチェックする)がオフになること。これ、モニターを開いているときはモニターを見ながら撮っているときなわけで、手などが不用意にアイセンサーを横切ってEVFに切り替わっちゃうとイラっとするのだよね。

 わたしが知る限り、この機能を持つのはオリンパスとソニーだけだ。

モニターがチルトしていると、アイセンサーを指で塞いでもEVFに切り替わらない仕様は便利

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