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» 2018年01月05日 15時41分 公開

最初に高画素の“R”が来た! ソニーの意欲作「α7RIII」 (1/4)

今、一番意欲的にカメラを開発し続けるメーカーといえばソニー。その主力がα7。2017年春にα9が出たので、次はα7IIIかと思われていたところに出たのが「α7RIII」である。

[荻窪圭,ITmedia]
ソニーの「α7RIII」。ボディはコンパクトだがレンズは大きめ。レンズフードは外してある。中央のぴょこんと飛び出たファインダー部が特徴

 今、一番意欲的にカメラを開発し続けるメーカーといえばソニー。特に2017年に出た「α9」は他社の追随を許さない超高速センサーとAFと連写で未来を見せてくれたし、「RX10 IV」は超高速に加えて600mm相当なんていうこのクラスでは圧倒的な望遠を楽しませてくれたし、今や、フォトジェニックな場所で「α7」ユーザーを見ない日がないというくらいになっているけれども、そもそも35mmフルサイズセンサーのミラーレス一眼を出しているのはソニーだけなのである(ライカは除かせてください)。

 他社と同じ土俵ではなく、1つ上に新しい土俵を作っちゃうのが最近のソニーのデジカメのスゴさなのだ。

IIIシリーズは最初にRが来た!

 で、その主力がα7。2017年春にα9が出たので、次はα7IIIかと思われていたところに出たのが「α7RIII」である。

α7RIIIと「FE 24-105mm F4 G OSS」。ボディが小さい分レンズがより大きく見える

 α7にはスタンダードな無印、高画素のR、高感度重視のSという3つのラインがあり、今までは無印→R→Sという順番で製品が出てたけど、α7IIIシリーズは最初に高画素機のRがきた。

 画素数より速さのα9、速さより画質の7Rという2つのフラッグシップ機をまず投入した、と思えば納得できる。

 α7R IIIのセンサーは35mmフルサイズで前モデルと同じ約4240万画素。無印のα7やα9が約2420万画素なので、約1.75倍の画素数となる。

 α9では新たに高速読み出しを実現して連写速度や電子シャッター時の歪み軽減を図っているが、α7R IIIは従来通りのセンサーで、基本的にメカシャッターで使う画質追求のカメラだ。

いつものガスタンクを撮影。ディテールはしっかり出ていてしかもナチュラル。さすが画質優先モデル。階調も滑らかで良い(24-105mm 24mm 1/640秒 F8 ISO100)

 レンズは新しく発売された24-105mm F4のズームレンズ。標準ズームとして非常に利便性が高いレンズだ。解像力も高く常用するならこれかなという感じ。

望遠端で右側のタンクのアンテナ部(24-105mm 105mm 1/500秒 F8 ISO100)

 で、画質はさすがにいい。すごくいい。階調も滑らかだしディテールもしっかりしてるし。カメラ任せというよりはじっくりと画作りして撮りたいカメラだ。

新宿の雑踏をお正月飾りとともに(24-105mm 24mm 1/1000秒 F4 ISO100)

 シャッタースピードは最高で1/8000秒。サイレントモードにすれば電子シャッターも使えるが、これは、シャッター音を響かせたくないとき用。相変わらずシャッター音はミラーレスとしては大きめなので。電子シャッターを積極的に使うα9との大きな違いはここだ。

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