AFはぐっと進化した。像面位相差AFセンサーは399点と変わらないが、さらにコントラストAF枠を425点と細かくなり、精度向上。さらにAFも速く快適になった。
連写はAF/AE追従で約秒10コマ。前モデルの約2倍の速さとなった。α9の秒20コマには劣るが、本格的にスポーツや動物を撮るなどよほどの理由がなければ秒10コマあれば困らないわけで、高画素機でこの速さはすごい。
人物撮影時は瞳AFが役立つ。顔を検出したら、センターキーを押すと瞳検出がオンになり、手前の瞳に焦点が合う。
でもこのクラスのカメラだとピンポイントに瞳に合わせたいってニーズがメインな気がするので、ボタン押さなくても普通に瞳にあってほしいなと思うわけだがどうなんだろう(他社の瞳検出機能はそうなってるし)。
ISO感度はISO100からISO32000まで。拡張感度として、下限はISO50、上限はISO102400まで使うことができる。
さすがにISO51200以上はザラザラだが(拡張感度なのでしょうがない)、高画素機としては非常に優秀だ。
実使用ではこんな感じになる。
さすがにISO20000まであげるとちょっとざらつくが、ISO6400くらいならかなり優秀。
ピクセルシフトマルチ撮影を行うとセンサーを1画素分ずつずらしながら4枚連写して合成することでより高解像な写真を撮れるが、合成にはパソコンが必要だ。そこがちょっと残念。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR