レビュー
» 2018年01月26日 16時46分 公開

持って楽しく撮って楽しい悦楽のカメラ「ライカCL」 (1/4)

「ライカCL」のシンプルでやや丸みを帯びた姿は伝統的な佇まいとモダンさが融合したような魅力を持つ。そして面白いことに、このカメラを使っているとモノクロで撮りたくなる。

[荻窪圭,ITmedia]

 実は、このデジカメレビューでは「初のライカ」である。初ライカ。

 古くから熱狂的なファンがいる上に価格的にもおいそれとは手を出せないので、いつどのタイミングでどのライカを取り上げようかと悩ましかったのである。

 そんな中、2017年12月に登場したのが「ライカCL」。そのシンプルでやや丸みを帯びた姿は伝統的な佇まいとモダンさが融合したような魅力があったのである。しかも非常にコンパクト。

 ちょっと触ってみたくなったのだ。

ぎゅっと締まった重厚だけどコンパクトなボディがたまらん

 ライカCLはAPS-Cサイズセンサーを採用したミラーレス一眼。

 正面から見ると実にシンプル。マウントとレンズ着脱ボタンと赤いLeicaのロゴだけ。

 背が低いコンパクトなボディから少し飛び出ているのがファインダー(EVF)とアクセサリーシューだ。

正面から。センサーに比べてマウント径はでかい。ライカのロゴが赤くテカっております。

 マウント径に対してセンサーが小さく見えるが、これはマウント自体がフルサイズセンサー採用のライカSLと同じため。だからフルサイズセンサー用のレンズも装着できる。

 今回はライカLバヨネットマウント用ではもっとも薄くて軽量な「ライカ エルマリート TL f2.8/18mm」を使用。レンズ名にTLとあるのは、一足先に登場したライカTLシリーズと同じマウントだからだ。画角は35mmフィルム換算で27mm相当の広角パンケーキレンズ。

18mmのパンケーキレンズが薄くて似合う。ブラックモデルもあり

 凝っているのはそのデザイン。

 両端が弧を描いたデザインは非常にシンプルでクラシカル。

上面から左右の半円が特徴だ。グリップはフラットだけど、触り心地がよくて滑りづらいので意外と気にならない。さすが。

 よく見ると、左右どちらの端にも「扉」がない。USBやHDMI端子すらないのだ。SDカードとバッテリーは底面。

 確かにUSBもHDMIもなければないでなんとかなるわけだが、なくしちゃう潔さがすごいわ。

 でも操作系は超モダン。

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