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Googleアプリで症状を検索すると可能性のある病気の情報カードを表示するように(まずは米国で)
モバイル版Google検索で、例えば「頭の片側が痛い」などの症状を検索すると、その症状から推測できる病気(偏頭痛や副鼻腔炎など)を説明する情報カードが表示されるうようになる。まずは米国の英語版でスタートし、将来的には他の言語、デスクトップのWebブラウザにも対応させる計画だ。
米Googleは6月20日(現地時間)、Googleアプリでの病気の症状に関連する検索結果に、病気の説明や応急処置方法、病院に行った方がいいかどうかなどを説明する複数のカードを表示するようにしたと発表した。まずは米国の英語版モバイルアプリで開始し、将来的には米国以外、モバイル以外(デスクトップ)でも提供する計画だ。
現在は例えば「偏頭痛」と検索すると、頭痛薬の広告や医療サービスのWebサイト、Wikipediaの「偏頭痛」のページなどが上位に表示されるが、それらの代わりにトップに「ナレッジグラフ」のために同社が医師から集めた情報をまとめたカードを表示するようになる。症状から推測できる病気が複数ある場合は、複数のカードがカルーセル状(横スワイプで回転させて閲覧する)に並ぶ。
例えば「頭の片側が痛い」と検索すると、「頭痛」「偏頭痛」「緊張性頭痛」「群発頭痛」「副鼻腔炎」「流行性感冒」のカードが表示される。カードによってはその病気のリスクファクターや、その病気が一般的なものかどうかの説明もある。
情報は米ハーバード大学医学部と米メイヨークリニックの医師らが監修した。
Googleは、この症状検索機能は情報提供のみを目的としているので、このカードを参考にしつつ病院に行くことを勧めている。
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