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“Blu-ray”にも対応する新エンジン――「Drag'n Drop CD+DVD4」

» 2004年03月16日 15時31分 公開
[西坂真人,ITmedia]

 イージーシステムズジャパンとデジオンは3月16日、CD/DVDライティングソフトウェア「Drag'n Drop CD+DVD4 Power Edition」を発表した。4月23日から発売する。パッケージ版の価格は9800円(アップグレード版/ダウンロード版各5800円)。

mn_jpg CD/DVDライティングソフトウェア「Drag'n Drop CD+DVD4 Power Edition」

 Drag'n Drop CD+DVD4 Power Edition(以下DDCD4)は、ドラッグ&ドロップの簡単操作でDVD/CDに書き込めるDVDライティングソフトの新製品。すべてを新しいコードで書き上げた第4世代のライティングエンジン「PzMDK」を新たに採用した。

 設計当初からDVDを視野に入れて書き上げられたPzMDKは、新規のコードとしては最初のマスタリングエンジンとなり、大容量メディア/高速性/大量ファイル数/DVD Videoなどに対応。将来予想されるDVDディスクの大容量化やCD/DVDドライブの高速化、次世代光ディスク規格(Blu-ray DiscやDual Layer)などにも即座に対応できるという。

mn_jpg 発表会では、Blu-ray Disc試作機を使ってDDCD4で書き込むデモンストレーションが行われた

 「PzMDKは、プラットフォーム別にPAL(Platform Abstraction Layer)を記述することによって、エンジンがOSに依存しない。コアエンジンを書き直すことなく、複数のプラットフォームで互換性を持たせることを実現した。すでにWin32とLinuxに対応済み」(同社)

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 新機能としては、従来独立していた4つのBOX(Data BOX、Music BOX、Backup BOX、Video BOX)を1つのBOXに統合して省スペース化した「All in One BOX」を搭載。また、画像を任意のサイズにして“写真立て”のように貼り付けられる「Picture in BOX」機能を新たに追加した。「基本コンセプトは“調和”。使いやすさ/楽しさ/高機能のハーモニーを追求した」(同社)

photo 省スペース化した「All in One BOX」。BOXには任意サイズの画像を貼り付けられる

 また、CD/DVDドライブの速度情報やトラック情報などを詳細表示する「ドライブ情報機能」や、書き込み中の進行状況を分かりやすく表示する「書き込み進行ダイアログ」を装備した。

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 対応OSはWindows 98SE/Me/2000/XP。パッケージ版のほか、イージーシステムズジャパンのオンラインショップで、機能別に3種類から選べるオンライン限定「ezSHOP版」を発売する。4BOX+MP3/mp3 PROエンコード機能の「4BOX+MP3」が5500円、Data/Music/Backup/Videoの「4BOX」が3980円、Data/Music/Backupの「3BOX」が2480円。

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