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未発表デジカメや話題のDSLR新製品――フォトエキスポ2004(2/2 ページ)

» 2004年03月19日 18時31分 公開
[西坂真人,ITmedia]
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 松下電器産業のブースでは、LUMIXシリーズの未発表デジカメが参考出展されていた。

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 光学3倍ズーム・400万画素機の普及機「DMC-LC43」の後継機。正式発表前なのでスペックの詳細は教えてもらえなかったが、35-105ミリ相当のLeicaズームレンズや単3形電池駆動など、主な機能はLC43と同じようだ。ボディが若干コンパクトになり、3色のカラーバリエーションを揃えただけのマイナーチェンジ版かもしれない。価格や発売日は未定。

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photo また、本日発売のフルマニュアルデジカメ「DMC-LC1」のハンズオンコーナーも設置。エプソンのR-D1に“旧式カメラ系デジカメ”のお株を奪われた感もあるが、M型ライクなこちらもなかなか魅力的なデジカメだ
photo そしてこちらが松下LC1ベースの本家Leicaデジルックス2。日本シイベルヘグナーのブースで触ることができる。“LEICA”の文字だけでプラス5万円

交換レンズもDSLR用が熱い!

 DSLR人気は、レンズメーカーの製品作りにも大きく影響している。シグマのブースでは、DSLR専用設計の交換レンズを多数展示。先日発表されたばかりのフォーサーズ用レンズ(18-50ミリ/F3.5-5.6と55-200ミリ/F4-5.6)が新ラインアップとして紹介。18-50ミリが2万円、55-200ミリが2万5000円とコストパフォーマンスも高い。また参考出展として、18-125ミリ(F3.5-5.6)という使いやすい焦点距離タイプや明るい24-60ミリ/F2.8の2本の各社DSLR用ズームレンズが展示されていた。発売時期や価格は未定だ。

photo 左から、各社DSLR用18-125mm、同24-60mm、フォーサーズ用18-50mm、同55-200mm
photo タムロンブースでは、銘玉として評判の高い同社90mmマクロの新製品「SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1(モデル272E)」を展示

 そのほか、各社ブースでは発売前のデジカメを実際に手にとって操作感を確かめることができるハンズオンコーナーを設置している。

photo オリンパスブースでは昨日発表したばかりの新製品「X-3」「X-350」を紹介。X-3は有効610万画素CCDと3倍ズームレンズをコンパクトなボディに収めた
photo 富士写真フイルムブースでは、スーパーCCDハニカム IV SR搭載のコンパクト機「FinePix F710」(3月21日発売)や、3倍ズームコンパクト機「A340」「A330」(3月20日発売)など新製品を展示。PMA 2004でお披露目した新DSLR「S3 Pro」は出展されなかった
photo 三洋電機は、3月11日に発表したばかりのスレンダーなムービーデジカメ「DSC-J4」を紹介。VGA・30フレーム/秒のMPEG-4動画と400万画素の静止画が小型ボディで撮影できる。起動時間約0.8秒とレスポンスも高速
photo 京セラブースでは、光学10ズーム機「Finecam M400R/M410R」や薄型回転レンズの400万画素機「SL400R」を紹介
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