オリンパスは3月18日、有効610万画素CCDと3倍ズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ「CAMEDIA X-3」を4月中旬に発売すると発表した。オープン価格で、実売予想価格は6万円前後。
99.1(幅)×56.4(高さ)×41(奥行き)ミリのコンパクトデジカメ。新開発の画像処理エンジン「TruePic TURBO」を搭載し、シャープでクリアな画像を撮影できるという。記録・再生も高速化した。
外光位相差検出方式とTTLコントラスト方式を併用した「デュアルAF」を採用。AF合焦スピードを従来モデルよりも最大50%短縮したという。新開発のアルゴリズムによる「フルタイムAF」も装備。動く被写体にピントをあわせ続けられる。
4センチまで近付けるスーパーマクロモードを備えた。
液晶ディスプレイは1.8インチ。明るい屋外でも見やすいという「サンシャイン液晶モニタ」を採用した。撮影時、再生時ともにヒストグラム表示が可能だ。
付属の32MバイトxDピクチャーカードに2816×2112ピクセルで最大21枚の画像を記録できる。15fpsの動画撮影はメモリカードいっぱいまで可能。PictBridgeに対応した。
主な仕様は以下の通り。
製品名 | CAMEDIA X-3 |
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撮影素子 | 有効610万画素CCD |
記録画素数 | 静止画:2816×2112/2560×1920/2272×1704/2048×1536/1600×1200/1280×960/1024×768/640×480ピクセル、動画:320×240/160×120ピクセル(15fps) |
記録形式 | 静止画:JPEG(DCF、DPOF、Exif 2.2準拠)、TIFF、動画:Quick Time(Motion JEPG) |
レンズ | 7.8−23.4ミリ(35ミリカメラ換算で38−114ミリ相当)、F2.8−4.8 |
撮影距離 | 50センチ−無限大(マクロ時:20センチ−50センチ、スーパーマクロ時:最近接4センチ) |
電子ズーム | 最大4倍 |
感度設定 | AUTO、ISO 64/100/200/400相当 |
ファインダー | 実像式 |
液晶ディスプレイ | 1.8インチTFTカラー |
記録メディア | xDピクチャーカード |
電源 | リチウムイオン充電池 |
サイズ | 99.1(幅)×56.4(高さ)×41(奥行き)ミリ |
重さ | 約198グラム(本体のみ) |
価格 | オープン(実売6万円前後) |
また、エントリー向けのフルオートモデル「CAMEDIA X-350」も4月中旬に発売する。オープン価格で、実売予想価格は2万5000円前後。
有効320万画素CCDと3倍ズームレンズを搭載した。「X-3」同様、TruePic TURBOを搭載して高画質・高速化している。
電子式の手ぶれ補正機能を備えたほか、シャッタースピードが0.5秒以上の場合は自動でノイズリダクションがかかる「オートノイズリダクション」を搭載した。7センチまで近づけるスーパーマクロモードも装備した。
液晶ディスプレイは1.8インチ。起動時・終了時の画像は自由に変えられる。付属の16MバイトのxDピクチャーカードに、2048×1536ピクセルで最大20枚の記録が可能だ。音声付き動画はメモリカードいっぱいまで録画できる。PictBrigeに対応した。
主な仕様は以下の通り。
製品名 | CAMEDIA X-350 |
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撮影素子 | 有効320万画素CCD |
記録画素数 | 静止画:2048×1536/1600×1200/640×480ピクセル、動画:320×240/160×120ピクセル(15fps) |
記録形式 | 静止画:JPEG(DCF、DPOF、Exif 2.2準拠)、TIFF、動画:Quick Time(Motion JEPG)、音声:WAVE |
レンズ | 5.8−17.4ミリ(35ミリカメラ換算で35−105ミリ相当)、F3.1−5.2 |
撮影距離 | 50センチ−無限大(マクロ時:20センチ−50センチ、スーパーマクロ時:最近接7センチ) |
電子ズーム | 最大3.3倍 |
感度設定 | AUTO(ISO 80−400相当) |
ファインダー | 実像式 |
液晶ディスプレイ | 1.8インチTFTカラー |
記録メディア | xDピクチャーカード |
電源 | 単3形アルカリ乾電池×2本、単3形ニッケル水素充電池×2本、リチウムイオン充電池 |
サイズ | 108(幅)×57.5(高さ)×36.5(奥行き)ミリ |
重さ | 約165グラム(本体のみ) |
価格 | オープン(実売2万5000円前後) |
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