SMKはこのほど、フォースフィードバック機能を搭載したタッチパネルの量産を開始した。タッチパネルが振動し、押した指先でクリック感などを感じることができる。
フォースフィードバック機能を備えた感圧式タッチパネル。同社が2002年に発表した独自技術により、指やペンなどでの入力に対し、クリック感などがフィードバックされる。専用コントローラを付加することで8種類の振動パターンを発生させることができる。
アクチュエータなどは不要で、外見やサイズは一般の感圧式タッチパネルと同じ。2.5インチから12.1インチまで対応できる。
特に車載用デバイスとしてニーズが高く、例えばカーナビ用ディスプレイで押す位置の振動パターンを変えることで、運転中でもディスプレイを見ずに入力位置を判断して操作することが可能になる。
量産は同社富山工場で行う。生産能力は6.5インチ換算で月産3万台。
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