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日米などの当局が次世代無線LANのMIMO製品を認可――Airgoが発表

» 2004年10月26日 08時36分 公開
[ITmedia]

 新興企業の米Airgo Networksは10月25日、次世代無線LAN規格の基盤技術であるMIMO(Multiple Input Multiple Output)を採用した製品の参照設計が日本の総務省をはじめ米、欧州連合など各国の政府当局に認可されたと発表した。

 MIMOは次世代無線LAN規格「IEEE 802.11n」のベースとなっている技術。Airgoは802.11a/b/gに対応したワイヤレスチップセット「True MIMO」を無線LAN機器などのメーカー向けに提供している(用語辞典)

 広報資料でAirgoのグレッグ・ローリー社長兼CEOは「今回の認可によって、メーカーは当局の基準を心配することなくすぐにも次世代のWi-Fi製品を販売できるようになった」と説明している。

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