米Transmetaは1月24日、低消費電力の半導体製品を開発できる技術「LongRun2」をソニーにライセンス供与したと発表した。
LongRun2は、トランジスタのしきい電圧を動的に調整してリーク電流を制御する技術で、半導体チップ全体の消費電力、待機電力、バーンイン電力を削減できるという。一般的に、トランジスタのリーク電流は半導体製造プロセスが微細化するにつれて増大するため、ますますプロセス微細化が進む中、どうやって削減するかが問題となっている。
LongRun2はこれまで、NECエレクトロニクスと富士通にライセンス供与されており、ソニーで3社目。
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