P2P電話ソフトの草分けSkypeは8月23日、2周年記念に合わせて自社のプラットフォームを公開した。これにより開発者は、Skypeのプレゼンス機能やインスタントメッセージング(IM)サービスを自分のWebサイトやアプリケーションに組み込むことができる。
開発者は「Skype Developer Program」プログラムの一環として、SkypeNetおよびSkypeWeb APIを利用できるようになる。これら技術をオンラインゲーム、電子商取引、通信、プロダクティビティツールなどに統合し、ユーザーがチャットできるコミュニティーや接続を簡単に確立できる。
Skypeは、プラットフォームをWebに開放することで、世界最大のオープンIMプラットフォームを作り出すことになると発表文で述べている。
同社は、これまでの2年間でSkypeソフトは225の地域で1億5000万回以上ダウンロードされ、無料サービスの登録ユーザーは5100万人以上に増えたとしている。またサービスの同時利用者数は300万人以上、12億分を超える通話を処理したという。有料サービスのアカウントは200万件に上る。
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