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» 2006年01月18日 17時48分 UPDATE

Intel MacでWindowsが動く可能性 (1/2)

WindowsとLinuxは年内にEFIに対応しようとしており、それまで待てば、Intel MacでWindowsやLinuxとのデュアルブートを実現できるかもしれない。

[John G. Spooner,eWEEK]
eWEEK

 Apple Computerの新しいIntelプロセッサ搭載マシンは、最初はWindowsに対して友好的ではないかもしれない。

 Appleは1月11日に、IntelのCore Duoプロセッサを搭載したiMacとMacBook Proを発表し、Macworld Expo来場者を驚かせた(1月11日の記事参照)。同社は、MicrosoftのWindowsをこれら新マシンで動かしたいという人が、そうするのを妨げるようなことはしていないと語った。

 「AppleにWindowsを販売あるいはサポートする計画はない。だが、ハード設計において、Windowsを走らせるのを妨げることは一切していない」と同社の広報担当テレサ・ウェーバー氏はeWEEKに語った。

 しかし、Appleはそれを手伝うこともしないかもしれないと観測筋は話している。そのため、新しいMacプラットフォームとWindowsまたはLinuxを組み合わせてダブルブート、あるいはトリプルブートマシンを作りたいという企業や個人の選択肢は限られる可能性がある。

 IBMおよびFreescale SemiconductorのPowerPCプロセッサからIntelプロセッサに乗り換えるAppleの計画は、Intel MacでWindowsも実行できるのではないかとの憶測を呼んでいる。もしそうなら、企業にとってIntel Macはより魅力的になると一部は見ている。

 Intel Macが提供開始された後、これらマシンでWindows XPをロードできないという多数の報告が寄せられている。その原因は、ブートプロセスを制御するファームウェアと同OSのやり取りの方法にあるという。ただし、次期版OSのWindows VistaはIntel Macで実行できると伝えられている。

 新しいMacで特定のOSを実行できるかどうかは、Appleのファームウェア実装次第だとファームウェア専門家は語る。ファームウェアは、OSに制御を渡す前にハードの準備を整えるために設計されている。

 Appleによると、同社のIntelマシンのファームウェアは、「Extensible Firmware Interface(EFI)」と呼ばれるフレームワークを採用している。

 EFIは初めIntelのItanium向けに開発され、後にPC向けに調整された。この技術はハードを管理し、プロセッサなどの部品を走らせるためにドライバシステムを利用している。

 しかしEFI――今は開発を担当する業界団体から「United Extensible Firmware Interface(UEFI)」と呼ばれている――は、自分の仕事を終えた後に、EFI非対応OSに制御を渡すことができないと専門家は説明している。つまり、新しいMacではWindows XPやBIOS(PCハードを起動するためにこれまで使われてきたソフト)に合わせて開発されたLinuxのバージョンなどを実行できない可能性が高いということだ。

Intel MacとWindowsのギャップを埋める

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