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Google決算、引き続き大幅な増収増益

» 2006年02月01日 08時38分 公開
[ITmedia]

 米Googleが1月31日発表した第4四半期(10〜12月期)決算は、売上高が前年同期より86%増えて19億1900万ドル、純利益は3億7200万ドル(1株当たり1.22ドル)となり、前年同期の2億400万ドル(同71セント)から大幅な増収増益となった。

 特殊要因を除いた非GAAPベースの純利益は4億6900万ドル(1株当たり1.54ドル)。

 Google直営サイトを通じた収入は10億9800万ドルで売上高の57%を占め、AdSenseプログラムを通じたパートナー経由の収入は7億9900万ドルで全体の42%を占めた。

 トラフィック獲得経費(TAC)は6億2900万ドルで、広告収入に占める割合は33%となり、前期の34%から減少。これは、Googleネットワークを通じた収入からGoogle直営サイトの収入へと売り上げをシフトさせていることを反映したものだとしている。

 2005年通期では売上高が前年比92.5%増の61億3900万ドル、純利益は14億6500万ドル。前年の純利益は3億9900万ドルだった。

 エリック・シュミットCEOは「トラフィックが引き続き堅調に推移したことに支えられ、主力の検索と広告事業で大幅な増収を達成した。今後も大規模な投資を続け、革新的な新製品開発と、新しいユーザーや別のチャネルに当社の中核技術を拡大していく」とコメントしている。

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