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» 2006年06月13日 16時25分 UPDATE

ぷららのWinny遮断はBフレッツ限定、解除も可能に

ぷららネットワークスは、Winnyによる通信を遮断するサービスをBフレッツ対応接続サービスのユーザー向けに提供する。ユーザーが遮断機能を解除できるようにするなど、総務省が示した「5つの条件」を満たした。

[ITmedia]

 ぷららネットワークスは6月13日、Winnyによる通信を遮断するサービスを、Bフレッツ対応接続サービスのユーザー向けに7月19日から提供すると発表した。標準でWinny通信は遮断されるが、管理画面で解除できる。

画像 設定画面

 対象は「ぷらら光パック with Bフレッツ」など個人向け接続サービス。標準で付くセキュリティサービス「ネットバリアベーシック」に、Winny遮断機能を付加する。まずBフレッツでサービス提供するのは「機器の関係」といい、ADSL向けの遮断サービスの提供も検討する。

 同社は3月に、Winny通信を完全遮断する方針を示していたが(関連記事参照)が、これに対して総務省が「ユーザーの同意のない遮断は、通信の秘密の保護を定めた電気通信事業法に違反する」との見解を示し、ぷららは「今後の対応を検討する」としていた(関連記事参照)

 ぷららによると、総務省は遮断サービス提供の条件として、(1)ユーザーが随時、遮断を解除できること、(2)通常のユーザーなら遮断して欲しいと考えていることが、アンケートなどで合理的に推定されること、(3)遮断の有無に関わらず、他サービスを同じ条件で提供すること、(4)遮断の内容などが明確に限定されていること、(5)ユーザーに対して遮断の内容を事前に十分に説明すること――の5つを提示。これに適合していれば通信の秘密の侵害には当たらない、との見解を示したという。

 このためぷららは、ユーザーが遮断機能を解除できるようにしたほか、会員2000人に電話でアンケート調査を行い、8割以上から「遮断サービスが必要」との回答を得るなどし、全条件を満たしたとして、遮断サービスの開始を決めた。

 遮断機能自体は7月19日からとなるが、これに先立ち遮断機能のオンオフの設定は6月15日から可能だ。

 また同社は、企業の社員が自宅に持ち帰ったPCがWinnyのウイルスに感染し、情報流出するケースを防ぐため、契約企業の社員の自宅のBフレッツ回線向けにWinny通信を遮断するサービスも、9月下旬に始める。

 ぷららと企業が契約した上で、企業は、Winny通信遮断を希望する社員を募集。遮断を決めた社員に対しては、企業が回線利用料の5%程度を負担する。この場合は、社員は遮断の解除ができない。

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