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» 2006年06月29日 12時30分 UPDATE

ハッブル望遠鏡の不具合、NASAが認める

銀河系や惑星の美しい写真を地球に届け続けているハッブル望遠鏡に不具合が生じており、NASAでは解決策を探っている。

[ITmedia]

 NASA(米航空宇宙局)は6月27日、ハッブル宇宙望遠鏡に搭載されている高性能カメラに問題が起きていることを報告した。復帰は7月3日以降になる見込み。

 このカメラはAdvanced Camera for Surveysと呼ばれるもので、NASAは6月19日に電圧が限界点を下回ったためカメラが機能しなくなっていることが明らかになったと説明。現在、このカメラはオフラインにされており、NASAのエンジニアにより問題の調査を行い、解決策を探っている段階だ。

 このカメラは2002年3月のミッションで搭載されたもので、3台の電子カメラ、フィルター、ディスパーサーで構成され、紫外線から赤外線付近までを探知できる。

hubble 2002年に撮影されたハッブル宇宙望遠鏡(Credit: NASA/ESA)

 ハッブルに搭載されているほかの機器は稼働を継続している。

 「カメラに起きている問題について完全に近いところまで理解できていると考えており、その問題を解決しようとしているところだ」とNASAの宇宙物理学部門でアソシエートディレクター代理を務めるエド・ルイトバーグ氏はコメントしているが、解決策を決定するためには理事会を開き、議論する必要があることをNASAは認めている。

 この理事会はゴダード宇宙研究所で6月29日に開催予定。NASAのエンジニアは、ハッブル搭載カメラは7月3日以降のタイミングで再開可能としている。性能低下なしで復帰が可能という。

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