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IEで見つかった脆弱性、実はFirefoxに影響せず

» 2006年07月03日 15時40分 公開
[ITmedia]

 先週、Internet Explorer(IE)とFirefoxの両方に影響する脆弱性が報告されたが、実はこの脆弱性はFirefoxに影響しないことが分かった。

 この脆弱性は「object.documentElement.outerHTML」プロパティに関するもので、SANS Internet Storm Center(ISC)は初め、IEとFirefoxの両方に影響するとしていた。

 だがSANSは6月30日、アドバイザリーを修正し、さらなる調査の結果、この脆弱性はFirefoxには影響しないことが分かったと報告した。

 FirefoxはouterHTMLプロパティをサポートしていないため、objectタグにロードされたHTMLからデータを取得することはできないという。

 IE 7もこの脆弱性の影響を受けないとSANSは述べている。

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