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Google使ったフィッシングが巧妙化――Websense

» 2006年07月11日 08時26分 公開
[ITmedia]

 セキュリティ企業Websenseが7月10日に公開したアラートによれば、Googleを使ったフィッシング攻撃が巧妙さを増し、賞金でユーザーを釣って偽サイトに誘導する手口が登場しているという。

 この手口ではまず、Gmailスタッフを装った電子メールで「You won $500! Gmail congratulates you!」(Gmailで500ドルが当たりました!)というメッセージを送りつけ、偽のGmailログインページに誘導する。

 このサイトを訪れると賞金を振り込むためと称してe-Gold、PayPalなどのアカウントを選ぶよう求められ、アカウントを選んだ後は、賞金を受け取るためには8.60ドルの登録料を払って「Gmail Games」のプレミアムメンバーになる必要があるとして、専用ページで料金を支払うよう求められる。

 問題のフィッシングサイトは米国内でホスティングされ、Websenseがアラートを掲載した時点でまだ有効だったという。

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