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USEN、宇野社長が301億円の増資引き受け

» 2006年07月24日 21時05分 公開
[ITmedia]

 USENは7月24日、宇野康秀社長を割当先とする総額約301億円の第三者割当増資を8月8日払い込みで実施すると発表した。同時に発表したインテリジェンスの株式取得費用として金融機関から借り入れた300億円の返済に充てる。

USENの株価チャートUSENのの株価チャート(1年:縦軸の単位は円)

 宇野社長らが保有するインテリジェンス株式を7月28日付けで取得し、USENのインテリジェンス保有比率は現在の17.4%から40%に高まる。

 USENは、第三者割当増資で宇野社長の保有比率が38.4%から54.4%に高まる。新株の発行価額は21日のヘラクレス終値1138円とした。

 USENの株価は1月16日に3820円の高値を付けたが、業績予想の下方修正などを受けて下落が続き、直近では監理ポストに割り当てられたギャガ・コミュニケーションズの100%子会社化を発表した14日以降、急落している。24日終値(1033円)ベースのUSENの時価総額は777億円。

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