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Rambus、損害賠償の減額を承諾

» 2006年07月29日 07時44分 公開
[ITmedia]

 メモリ設計企業の米Rambusは7月27日、韓国のHynix Semiconductorを相手取った特許侵害訴訟で、賠償金額が3億690万ドルから1億3360万ドルに減額されることを承諾したと発表した。

 この訴訟でRambusは4月に、陪審評決で3億690万ドルの賠償金を勝ち取ったと発表した。これに対してHynix側は、Rambusが賠償金の引き下げに応じなければこの算定額に対して新たな訴えを起こすとの申し立てを提出。判事が7月14日にこの申し立てを認めた。

 陪審評決ではRambusが主張していた特許10件の侵害が認定され、Hynixが2000年6月から2005年末にかけて米国内で販売したSDRAM、DDR SDRAM、DDR2メモリ製品に関連して3億690万ドルの損害賠償が言い渡された。

 この訴訟の第3段階は8月21日に始まる予定。

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