米Microsoftは8月24日、延期していたMS06-042のパッチの修正版をリリースした。
MS06-042は8月8日に月例アップデートの一部としてリリースされたInternet Explorer(IE)のパッチだが、IE 6.0 SP1に不具合を引き起こすとの苦情が寄せられていた。
Microsoftは修正版のパッチを22日にリリースする予定だったが、直前で配布メカニズムに問題が見つかったためにこれを延期した。さらにeEye Digital Securityから、MS06-042にバッファオーバーフローの脆弱性があるとの指摘も受けた。
修正版パッチではこの問題に対応し、eEyeが指摘した脆弱性も完全に解決されていると同社は報告している。
同社はIE 6.0 SP1ユーザーに、できるだけ早急にこのパッチを適用するよう促している。
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