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PSPに未パッチの脆弱性

» 2006年09月01日 14時48分 公開
[ITmedia]

 仏セキュリティ機関FrSIRTは8月31日、ソニーの携帯ゲーム機「PSP」で脆弱性が発見されたと報告した。危険度は2番目に高い「High Risk」とされている。

 この脆弱性は、PSPの「Photo Viewer」がlibTIFFを使った不正な形式のTIFF画像を処理する際にエラーが起きることが原因。攻撃者がこの脆弱性を悪用すると、ユーザーに不正な画像を開かせることで、脆弱なPSP上で任意のコマンドを実行できてしまうという。

 この問題の影響を受けるのはPSPのファームウェアバージョン2.00〜2.80。この脆弱性を修正するパッチは提供されていない。

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