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MS、「Atlas」のリリース計画を明らかに

» 2006年09月13日 06時49分 公開
[ITmedia]

 コードネーム「Atlas」で呼ばれていた米MicrosoftのAjaxアプリケーション開発フレームワークのフルサポート付き完成版リリースは、2006年末ごろが目標――Microsoft開発部門のジェネラルマネジャー、スコット・ガスリー氏が9月11日、ブログで発表した。

 ガスリー氏によると、Atlasは、完成版では名称を変え、幾つかの機能に分けて提供されることになる。クライアントサイドのJavaスクリプトライブラリは、「Microsoft AJAX Library」として提供される。サーバサイドのAtlas機能は、ASP.NETと統合された上で、「ASP.NET 2.0 AJAX Extensions」と呼ばれることになる。また、「Atlas」のControl Toolkitは、今後は「ASP.NET AJAX Control Toolkit」と名称を変更する。

 また、Atlasの機能が統合されるASP.NETは、Visual Studioの次期バージョン(コードネーム「Orcas」)に統合される予定だという。Orcasは、2007年中に公開予定と言われている。

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