8人に1人がネット中毒予備軍?
米国人の8人に1人は、インターネットの利用に問題がある兆候が見られる――米スタンフォード大学医学部が10月17日、このような調査結果を発表した。
この調査は全米での世帯調査、2513人の成人への電話による聞き取り調査により行われた。それによると、インターネット中毒の兆候がかなりの米国人に見られるという。
調査によると、日常的にインターネットを使っているユーザーは68.9%。そのうち13.7%は数日間インターネットから離れているのが難しいと回答した。オンラインへの接続時間が意図していたよりも長くなってしまうことが多いという人は12.4%、インターネット利用を減らす必要があると思ったことがある人は12.3%に上った。
また8.7%は家族や友人、勤務先から不必要なインターネット利用を隠そうとし、8.2%は問題から逃げたり、暗い気分を取り除く方法としてインターネットを使っていた。こうした行動はアルコール中毒患者のそれと似ており、最も懸念されると論文の主執筆者エリアス・アボジョウド助教授は述べている。
同氏によると、サイバースペースへの不健全な愛着に関して医師の支援を求める人は、数は少ないものの増えている。これらの患者はインターネットを使って電子メールをチェックし、ブログを書き、Webサイトやチャットルームにアクセスしないではいられないと強く感じており、これは薬物乱用や衝動調節障害に見られるような、何らかの行動――それを実行した瞬間は快感を感じるかもしれないが、大きな問題につながる可能性のある――をしたいという反復的な抵抗しがたい衝動と似ているという。
「われわれはよく、インターネットがいかに素晴らしいかに焦点を当てるが、一部の人にとって問題を作り出していることも考えなくてはならない」(同氏)
ただし同氏は、今回の調査対象者が臨床的障害を持っているかどうかを判断するのは時期尚早だと強調し、次のステップとして包括的な臨床面接を提案している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO熊谷代表、会見で改めて謝罪 SNS投稿巡り「配慮が欠けていた」
-
2
ロゴ画像用の公開領域に顧客ファイルも保存 GMO系シングルサインオン、4.5万人分漏えい
-
3
アットコスメ、会員約300万人分の情報漏えい 不正アクセスで
-
4
ニコニコレンタカー、免許証画像の事前登録を廃止 保存済み画像も全削除 サイバー攻撃の増加受け
-
5
AI学習への利用拒否をrobots.txtで一括指定へ OpenAIやGoogleなどが対応表明
-
6
日本郵政「ゆうID」不正ログイン、他社で流出したパスワード使うリスト攻撃か……2段階認証必須に
-
7
楽天証券、顧客情報362件が漏えいか NTTデータ委託先に不正アクセス
-
8
クラブツーリズムに不正アクセス 個人情報約432万件漏えいの可能性、サイト停止
-
9
総務省、GMO攻撃者サイトの「ブロッキング」を通信各社に要請 報道
-
10
Google、宇宙のTPUから初のAI応答を受信 「Project Suncatcher」試作衛星で「Gemma 4」が俳句を詠む
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR