ITmedia NEWS > 社会とIT >

Linux作者のトーバルズ氏、「英雄」に選ばれる

» 2006年11月14日 14時19分 公開
[ITmedia]

 Linux作者リーナス・トーバルズ氏が、欧州版Time誌に「英雄」として選ばれた。

 同誌は先週、60周年の特別記念号で、同誌が選んだ「過去60年間の英雄(60 Years Of Heroes)」を発表した。

 「Rebels & Leaders」「Business & Culture」「Inspirations & Explorers」の3部門のうち、トーバルズ氏はRebels & Leaders部門で選出された。

 同氏は1991年にLinuxという新たなOSのカーネルを開発し、わずか21歳で世界を変えたとTime誌は記している。

 「それから15年後の今日、Linuxはスーパーコンピュータから携帯電話まで世界中で使われている。そしてトーバルズ氏はオープンソース運動のゴッドファーザーとして名声を得た」(同誌)

2001年に来日したときのトーバルズ氏

 このほかRebels & Leaders部門では、ネルソン・マンデラ、マーガレット・サッチャー、ミハエル・ゴルバチョフなどが選出されている。

 Business & Culture部門では、ビートルズ、「ハリー・ポッター」作者のJ・K・ローリング、パブロ・ピカソ、セックス・ピストルズのジョン・ライドン、独SAP共同創設者ハッソ・プラットナー、LEGOブロックを発明したオーレ&ゴッドフレッド・キアク・クリスチャンセンなどが選ばれた。

 Inspirations & Explorers部門では、ダイアナ妃、ユーリ・ガガーリン、教皇ヨハネ・パウロ2世、マルティナ・ナブラチロワ、U2のボノ&ボブ・ゲルドフ、アベベ・ビキラ、マザー・テレサなどが選出されている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.