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YouTube、Time誌の「Invention of the Year」に

» 2006年11月06日 14時45分 公開
[ITmedia]

 米Time誌がその年の最高の発明に贈る「Invention of the Year for 2006」に、動画共有サイトYouTubeを選んだ。

 同誌は、今年は「魔法の杖」で操作する任天堂のゲーム機や、濡れないナノ繊維の傘など興味深いテクノロジーが登場した年だったが、多数の人がこれまでにない規模で楽しんだり共感したりする新たな方法を作り出したのはYouTubeだけだったとしている。

 YouTubeは2005年2月に立ち上げられ、急速に人気を拡大した。現在は1日のビデオ視聴件数が1億件を超えている。NBCやCBSなどの大手メディア企業と提携を結び、先月にはGoogleにより16億5000万ドルで買収されることを発表した。

 Time誌はほかにも各分野の優れた発明を選出。Home部門では無線タグを取り付けておいた所持品やペットを見つけ出せる「Loc8tor」や磁力で空中に浮かぶベッド「Air Mattress」などが選ばれた。

Loc8tor(左)とAir Mattress

 Toys部門では自律型恐竜ロボット「Pleo」など、Military部門では負傷した兵士を運搬するロボット「Battlefield Extraction-Assist Robot(BEAR)」などが選出された。

Pleo(左)とBEAR

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