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» 2006年11月18日 12時23分 UPDATE

「iPodに映画DVDをコピー」で映画会社が訴訟

MPAA会員の映画会社が訴えたのはiPodとDVDを売る業者だが、EFFは「個人のフェアユースも対象になる」と警告している。

[ITmedia]

 米国の大手映画会社が、iPodに映画DVDをコピーした業者を訴えた。電子フロンティア財団(EFF)はこれを、「個人が所有するDVDの私的複製の禁止にまで踏み込むもの」と警告を発している。

 原告にはParamount Pictures、Twentieth Century Fox Film、Universal City Studios Productions、Universal City Studios、Warner Bros. Entertainment、Disney Entertainment、Columbia Tristar Television、Columbia Pictures Industriesが名を連ねている。

 訴えられたLoad 'N Go VideoはDVDとiPodの両方を販売しており、DVDとiPodを同時に購入した客に、DVDをリッピングしてiPodにコピーするというサービスを提供している。訴訟の理由はDVDの暗号化を解除し、複製したこととしている。訴状によれば、原告は損害賠償と差し止めを求めている。

 EFFによれば、Motion Picture Association of America (全米映画協会:MPAA) の主力メンバーである映画会社側はデジタルミレニアム著作権法(DMCA)を根拠にしており、DVDのリッピングそのものが違法としていると解説。MPAAの主張に従えば、DVDを購入済みの個人はその映画をiPodで見るためには再度料金を支払わなければならないと指摘している。

 「この訴訟はエンターテインメント業界が『海賊行為』ではなく、音楽ファンや映画ファンのフェアユースとしての行為を標的にしたものだ」とEFFは非難している。

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