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» 2006年11月29日 20時41分 UPDATE

地震速報を個人PCに OCNのIPv6サービス活用

地震が発生すると、大きな揺れの到達時間や予測震度、震源地をPCにポップアップ表示。IPv6マルチキャストを利用することにより、一斉配信時の遅延などが避けられ、1秒程度のタイムラグで速報できるとしている。

[岡田有花,ITmedia]

 NTTコミュニケーションズとハレックス、ヴァル研究所は、IPv6マルチキャストを利用して、緊急地震速報を個人向けPCに一斉配信する実験を、気象庁と共同で12月4日に始める。

 地震が発生すると、大きな揺れ(主要動)の到達時間や予測震度、震源地を、実験参加者のPCにポップアップ表示する。IPv6マルチキャストを利用することにより、一斉配信時の遅延などが避けられ、1秒程度のタイムラグで速報できるとしている。

画像 左上に地震波到達までの秒数と震度をポップアップ表示。その下のウィンドウで震源地の詳細な位置や震源の深さ、マグニチュードなどを確認できる

 気象庁が発表する緊急地震速報を活用し、最大推計震度が4以上、ユーザー居住地域の震度が3以上の場合に配信する。実験に参加するには、OCNのIPv6サービス(月額315円、税込み)に加入し、専用アプリケーション「なまずきんDesktop」をインストールしておく必要がある。

 ハレックスが気象庁からの受信と参加者への再配信を、NTTコムが再配信された速報の全国への伝達を、ヴァル研究所がアプリ開発を担当する。

 NTTコムは、IPv6を活用した地震速報実験を企業向けに行ってきたが、個人向けPCに配信する仕組みは国内初という。実験は来年3月まで行い、商用化に向けて検討していく。

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