米Novellは12月4日、オープンソースのオフィススイート「OpenOffice.org」の自社バージョンで、MicrosoftのOffice Open XMLをサポートすると発表した。
NovellはMicrosoftと協力、ワープロや表計算、プレゼンテーションなどのソフトウェアに互換性を持たせる作業を進めているが、まずはワープロ文書のフォーマットを変換するツールを、2007年1月末までにリリースする見通しという。ツールはNovell版OpenOffice.orgのプラグインとして提供される。NovellはOpen XMLフォーマットを自社製品に統合するためのコードをオープンソースとして公開し、OpenOffice.orgプロジェクトに提供する。
エンドユーザーにとっては、Microsoft OfficeとOpenOffice.orgフォーマットの文書間のやりとりが容易になり、共有しやすくなる。
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