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IBMの企業向けIM「Sametime」、MS以外の主要IMとの相互接続が可能に

» 2006年12月08日 07時14分 公開
[ITmedia]

 米IBMは12月6日、同社の企業向けインスタントメッセージング(IM)サービス「Lotus Sametime」と、AOLの「AIM」、Googleの「Google Talk」間の相互接続が可能になったと発表した。また、Yahoo!の「Yahoo! Messenger」との相互接続も、数週間以内に可能になるという。「Windows Live Messenger」などのMicrosoftのIMは対象となっていない。

 この相互接続は、Lotus SametimeがIM規格のXMPP、SIP/SIMPLEの両方に対応することで実現したもの。「Lotus Sametime Gateway」が、Lotus Sametimeと各社のIM間のコミュニケーションを「翻訳」する媒体としての役割を果たす。Lotus Sametimeのユーザーは、各社のIMのコンタクト情報をLotus Sametimeのコンタクトリストに直接追加することができ、相手がオンラインかどうかの確認などもLotus Sametime上で行うことができる。

 Lotus Sametime Gatewayが利用できるのは、Lotus Sametime 7.5のユーザー。利用料はSametime 7.5のライセンス料に含まれる。

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