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オンラインでの購入金額、前年比25%増――米調査

» 2006年12月08日 07時22分 公開
[ITmedia]

 米調査会社comScore Networksは12月6日、年末商戦に突入した11月1日から12月3日にかけての米消費者のオンライン小売消費動向(オークションおよび企業の大量購入を除く)を調査、前年の同時期と比較した報告書を発表した。それによると、今年のオンライン売上高は124億2000万ドルで、前年の同時期より25%増えていることが分かった。またオンライン購入者そのものの数が17%増、1人当たりの平均購入額が7%上昇した。

 高額商品の購入増が、売上高増加に貢献した。品目分野別に平均購入額が最も高かったのはコンピューター関連機器で292ドル、次が家電製品(153ドル)、ビデオゲーム機とその周辺機器(141ドル)、宝飾品と時計(128ドル)、イベントチケット(123ドル)だった。

 分野別に見た場合、オンライン売り上げをもっとも伸ばしているのはビデオゲームソフト(85%)で、次が宝飾品と時計(69%)、イベントチケット(66%)、ビデオゲーム機とその周辺機器(51%)、家電製品(37%)と続く。

 またブロードバンドの家庭への普及に伴い、自宅で購入する率が高まっていることが分かった。自宅での購入額は、前年の41億8000万ドルから30%増で今年は54億4000万ドル、一方職場からの購入金額は同45億1000万ドルから19%増で今年は53億6000万ドルだった。

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