米大手メディア企業CBSは12月15日、新音楽会社「CBS Records」の設立を発表した。新会社はデジタル音楽配信に関心を持つアーティストの発掘、育成に焦点を当てる。また同レーベルの楽曲、ミュージックビデオ、音楽関連コンテンツを、iTunes Storeで販売することも明らかにした。
CBS RecordsはiTunes Storeに加え、自社サイトでも楽曲などの販売を行い、今後はそのほかのサイトや携帯キャリア経由での販売も計画している。小売店との契約によるCD、DVD販売も行う見通し。
またCBSは、傘下に複数のテレビ局を持つ強みを生かし、新レーベルの楽曲を人気番組の主題歌や挿入歌として採用するほか、アーティストや楽曲を様々な番組で取り上げ、積極的に宣伝していく意向だ。
CBSが所有するブロードバンドチャネル「innertube」やデジタルコンテンツ配信契約を結んだYouTubeでも、ミュージックビデオや関連コンテンツの配信を行うという。
なお、2004年にSONY BMG傘下となった旧CBS Recordsとは別会社。
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