米AT&Tは3月13日、企業向けサービス分野を対象に、2007年に7億5000万ドル以上を投資する計画を発表した。グローバルIPサービスやソリューションを拡充し、多国籍企業などへのサービスを強化する狙い。
今回発表された投資額は、2006年の額に比べ「著しく高いレベル」。VPN(仮想プライベートネットワーク)サービスや企業向けのVoIPサービスなどに、さまざまな新機能を加える計画で、VPN上でグローバルにアプリケーション管理を行う機能や、国境を越えてのリモート管理機能の強化、ネットワークベースでのファイアウォールの拡充などに当たる予定。また、インターネットデータセンターの新設や増強も行う。
欧州やカナダなどの先進国に加え、中国やインドを含むアジア太平洋地域、中東、南米といった成長市場に焦点を当ててIPネットワークを拡充するほか、Wi-FiやDSL、イーサネット、衛星通信など、さまざまなアクセス技術の展開を強化する計画。
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