ペンタックスは4月10日、HOYAとの経営統合について、「現時点では合併を断念せざるをえない」と臨時取締役会で決議し、HOYAに伝えた。
同社は同日、合併を推進していた浦野文男代表取締役社長が退任し、後任に綿貫宜司取締役上級執行役員が就任。合併断念は「社内事情及び株主を含む社外事情を総合判断した結果」としている。
HOYAには「広い意味での経営統合については、今後とも検討を進める」とも伝えた。今後、HOYAがTOB(株式公開買い付け)を実施するか、経営統合を断念するかが焦点になる。
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