「レシピ」で簡単組立できるWi-Fiロボットが登場
米カーネギーメロン大学の研究者らは4月25日、入手が容易な部品で誰もが簡単に組み立てることができ、ネット経由で無線コントロールすることが可能なロボットを開発したと発表した。
ロボットは、例えばカメラを搭載した3輪型や赤外線センサー付きなど、好きな機能、形にすることができる。
ロボット製作に必要なのは、部品と、作り方の「レシピ」のみ。ロボット工学部のアイラ・ノーバクシュ準教授率いるCommunity Robotics, Education and Technology Empowerment(CREATE)研究所のメンバーが開発した「Telepresence Robot Kit」(TeRK)を利用する。
CREATEラボのレシピでは、DIYショップなどで簡単に手に入る部品で、さまざまなロボットが作成できるように設計されている。
TeRKロボットの中核となっているのは、CREATEラボとCharmed Labsが開発したユニット「Qwerk」で、ロボットのモーター、カメラなどのデバイスをコントロールするのに必要なソフトや電子部品と、PCとを結びつける役割を果たす。またQwerkでは、インターネットに接続したロボットを、PCからコントロールできる。
Qwerkは200MHzのARM9プロセッサを搭載し、OSはLinuxを採用。USB周辺機器に対応しており、GPSやWebカメラを利用できる。ネットワークは10/100BASE-TとWi-Fiに対応。
完成したTeRKレシピの1つは、ビデオカメラを搭載した小型のタイヤ付きロボットで、留守中に自宅やペットの様子を学校や職場からチェックするのに使用できる。現在開発中のレシピとしては、大気検知や騒音測定ができる環境センサー搭載ロボットなどがある。
TeRKは約1年半かけて、Google、Intel、Microsoftの協力を得て開発された。既に多くの大学、高校、中学などの授業で使用されているという。TeRKのレシピ、ソフト、そのほか関連情報はTeRKのWebサイトで無料で入手可能だ。QwerkコントローラはCharmed Labsで購入できる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
プールにはおしっこが何リットル混じっている? 人工甘味料を基に計測 カナダチームが2017年に調査
-
2
「脳のゴミ掃除」を薬で活性化、東大と新潟大がマウスで実証 アルツハイマー病の原因を抑制、海馬の萎縮も阻止
-
3
「Backlogの値上げエグすぎ」SNSで悲鳴 ユーザー無制限プラン、月最低1.6万円→3.6万円に
-
4
103年前の関東大震災、どこがどれだけ揺れた? 市区町村別の「詳細震度」マップがXで話題に
-
5
「Twitter」が帰ってきた? 元Twitter法務のスタートアップが新SNS立ち上げ Xとは係争中
-
6
初の“指輪型たまごっち”の秘密、開発者に聞く 「驚きのあるデバイスを」「前面ボタンは飾りです」
-
7
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
8
“ドパガキ”がショート動画を止められない理由 fMRIを使って若者の脳活動を分析 中国チームが研究
-
9
セブンに「セルフ発送機」 レジ経由せず、約10秒で荷物を発送
-
10
FANZA、成人向けAI創作・公開サービス「FANZAスタジオ」発表 先行体験は8月24日から
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR